前回の関西人が東北に移住してみて感じたギャップ7選【環境編】に続き、食や振る舞いなどの文化についてのギャップをご紹介していきます。
こんにちわ。たくわんです。 当方、生まれも育ちも関西で関西以外で長期生活したことがありません。 昨年に転職をして福島県に移住しておおよそ1年が立ちました。 最初は文化の違いのギャップに悩まされましたがなんとか生活[…]
30年間、関西で住み2021年から東北に移住しています。
東北に移住してまず感じたことは、「関西人が少ないこと」です。
職業柄、毎日さまざまな人たちを関わることが多いですが、これまで関西人に会った人数は二桁いきません。お会いした関西人の方でも全面に関西弁でしゃべる方は多くはありませんでした。
(これは住んで見るとわかりますが、関西弁は東北の方にとってはキツく感じるようです…)
近々、現地の方の声を聞いた記事も公開していこうと思います。
しょうゆラーメン薄い説
関西での印象は特に若い世代では「だししょうゆ」「かつおや昆布出汁」「塩っ気を好む」傾向がありますよね。
ラーメンも豚骨・塩・しょうゆがありますが、豚骨ラーメンが好まれてるように感じていました。
東北人に好きなラーメンを聞くとほとんどが「しょうゆラーメン」「濃厚の濃口」「ちぢれ麺」でした。
関西ではお気に入りのラーメン屋はすぐ見つけることができましたが、東北ではすんなりはいかず、ラーメン巡りを繰り返しましたが、時間がかかりました。
芋煮会でもてなす
芋煮会とは、日本の山形県や宮城県など東北地方各地で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。バーベキューと併行して行われることが多い。 呼称には地域差があるが、ここでは総称として「芋煮」「芋煮会」という呼称を用いる。出典:wikipedea
東北の方のお家にお邪魔した時や歓迎会と称して「芋煮会」でもてなしてくれました。
初めは「焼き芋でもするのかな…?」って思ったりしていましたが全然違いました…笑
「芋煮会」はいわゆる「鍋」で東北では学校の給食にも出ていたそうです。
芋煮会ですが、芋を煮るだけではなく、いろいろな具材を入れて味付けもそれぞれで皆アレンジしているそうです。
芋煮会は東北人の寒い土地でみんなであたたまりながら食べ、コミュニケーションを経て絆を深めるような意味合いがあるそうです(地元談)
芋煮会の具材は?
具材は地域によって違うそうです。
宮城県(仙台市周辺)
・ネギ、人参、大根、こんにゃく、ごぼう、白菜、きのこ類、豆腐
山形県
・山形市周辺:ねぎ、こんにゃく
・山形県置賜地方:人参、大根、糸こんにゃく
・山形県長井市:玉こんにゃく、大根、人参、木耳(にら、水菜、ねぎ、菊をトッピング)
・山形県最上地方:ねぎ、きのこ類
・山形県庄内地方:ねぎ、きのこ類、厚揚げ
岩手県
・ねぎ、大根、ごぼう、豆腐、こんにゃく、きのこ類多め
秋田県
・ねぎ、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、きのこ類、せり
福島県
・ねぎ、大根、人参、ごぼう、こんにゃく、豆腐、きのこ類
引用元:https://gogo-miyagi.com/181
漬物の味がマイルドすぎる!
漬物の定番は塩っ気が濃い印象ですが、東北では塩気は薄く、出汁が効いてるような優しい味でした。
驚いたのが、関西では誰もが知る「きゅうりのキューちゃん」はスーパーには売っておらず、地元の方には「何ですかそれは?」言われたのが衝撃的でした。
海鮮料理が美味しすぎる
海鮮料理の味は絶品でした。関西では少しお高い料亭で食べたような味が普通に味わうことができ、衝撃でした。中でも「いくら」や「うに」「お刺身」は鮮度抜群です。
おにぎりに味付け海苔がない
某有名寿司チェーン店に「ひき割り納豆」「赤だし」がない
東北にしかない良さがいっぱいある!!
関西とのギャップはありますが、関西では味わうことのできないグルメや文化などまだまだ沢山あります!
関西の方が東北に訪れた際には少しでも違いを知った上で訪れるとより東北の良さを早く味わえるのではないかと思い記事にしました。
まだまだ魅力あるこの地域で知らないことは沢山ありますのでこれからも紹介していきます。